外壁塗装工事における足場

工事の第一日目は足場

特別な事情のない、一般的な外壁塗装工事の話です。


特別な事情のない、一般的な外壁塗装工事の話です。


1日目は足場組み立て、2日目は高圧洗浄。

高圧洗浄を含め、塗装工事の一連の作業は足場の上に乗って行います。

なので、初日に足場を組んでおかないと、
2日目から後の作業は行えないことになります。


足場屋さんが足場の組み立てをしている様子

塗装工事において、足場の組み立ては職人が自分で行ったり、専門の業者さん(足場屋さん)に依頼したりします。

足場は揺れないようにしっかり組まれていることが大事です。

そして職人が乗って塗装するときに、
塗る場所にできるだけ無理のない姿勢で、十分手の届く高さである必要があります。

「この上に乗って、壁全体の塗装ができるかどうか」
「どうしても塗らなければならない場所が高い位置にあるが、そこまで届くか」

を考慮して組まなければなりません。

職人が塗装をするとき、無理な体制で行わなければならないようだと、
塗り残しや足場ムラなどが発生する原因となってしまいます。
あまりにも使いづらい足場だと、手抜きをしたくなってしまう気持ちもわからないでもありません。


一般的な塗装工事は、最低でも10日はかかるのが普通です。
その間、お客様は足場とともに過ごすことになります。

工事をする職人にとっては頑丈でしっかりしていて、塗装する場所に手が届きやすい、使いやすい足場であることが大事ですが、
お客様にとっては、日常生活の邪魔にならず、安全であることが重要となります。

戸建ての住宅に足場が仮設されている状態

庭に足場のパイプが突き出ているのは非常に危険です。
ぶつからないように、そして万が一頭をぶつけるということがあった場合でも、ケガの心配がないようにしなければいけません。

玄関は出入りの、窓は開閉の邪魔にならないよう、実際にお客様がどういう動作をするかが考慮されていなければいけません。


工事と言っても小さなものだと
「ドアのペンキがはげてしまったので塗って欲しい」
「マンションの立体駐車場を・・・」など、
大小さまざま。

ここでいう「一般的な塗装工事」とは、屋根と壁を一式塗るということで考えて頂けたらと思います。


このような塗装工事はたいてい、一日目は足場組み立ての作業になります。

2日目は屋根などの高圧洗浄です。
屋根を塗るのには、足場がないと登れません。


ゆえに「一日目は足場。1日目が高圧洗浄」
となるのです。

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